料理の時短家電フープロ。YAMAMOTOマルチスピードミキサーMM41の選び方・使い心地の話。
いつも肉料理といえば、焼くか煮るばかりだったので、さすがに芸がないと反省。主人も大好きなハンバーグを作ろうと思い、キッチンに立ったのはいいものの…。
ハンバーグって作るの本当にめんどくさいです。世の中のママさんって、ほんまにすごい。しかし、肉料理のレパートリーは増やしたいところ。
もう少し時短できるように、フープロの購入にふみ切ろうかと決心した次第であります。
今回は、その時に吟味を重ね、調べたことと、使用レポの話です。
PHOTO by pixabay.com/
フードプロセッサーでできること
もちろん、機種によって機能は様々ですが、切る・刻む・練る・混ぜる・卸す・泡立てる・撹拌するなど、様々な機能が付いています。
参考:フードプロセッサーでできるコト | フードプロセッサー | Panasonic
すごいですね。これなら、みじん切りしてこねる作業の必要なハンバーグ。スライスが必要なサラダ。こねる、撹拌するなどが必要なパンやお菓子。泡立てがひつようなクリーム。細かく刻む必要がある離乳食(流動食)。水分が多ければジュースだって作れますね。
相場をざっくり調べて見ました。
・ベーシックな刻む・練る・混ぜるのみなら1万円出せばお釣りが出てくるくらい。
・ベーシック機能に切る(スライス)機能がついてくると、1〜2万円ほど。
・全機能が付いているもの(アタッチメント含む)は、3万円前後の高額になるようです。
(2017年1月現在・もちろんブランドにより、多少の誤差あり)
ブレンダーでなくフープロにする理由
我が家にはすでに、BRAUNのハンディブレンダーがあります。
ブラウン ハンドブレンダー マルチクイック プロフェッショナル MR5555MCA
- 出版社/メーカー: DeLonghi (デロンギ)
- 発売日: 2009/08/21
- メディア: ホーム&キッチン
- 購入: 26人 クリック: 193回
- この商品を含むブログ (57件) を見る
BRAUNハンドブレンダーはオシャレ。ハンドブレンダーの中では人気が高く、切れ味もよく、確かに使いやすいです。ですが、同時に私にとっては以下のデメリットが。
・本体が一番重いので腕が疲れる。(←私にとっては致命的)
・ジュース作りなどで砕く時に、結構力が必要。
・処理時間(支えてずっとボタンを押し続ける時間)がかかる。
・失敗すると、中身が飛び散る。(地獄絵図)
・細々した部品が多いので、一度片付けると、めんどくさくなって出さなくなる=使わなくなってくる。
ということで、できたら据え置きがいいな。となりました。
こちらも参考になるので、ぜひ見てみてください▼
参考:失敗しない選び方!2016年人気のフードプロセッサー比較まとめ
参考:フードプロセッサー・ブレンダーの選び方All About
参考:フードプロセッサーとハンドブレンダーの違いを比較!根本的な選び方
フードプロセッサーで何がしたいか考えてみる
では、汎用性の高いフードプロセッサーを使って、私は一体何を実現したいのでしょうか。しっかりと考えてみましょう。上から重要項目になります。
・料理も時短したい。切る時間を減らす。
・サラダは毎日作るので、野菜を食べやすくスライスしたい。
・刻む機能で、ハンバーグを手軽に作りたい。
・カレーはしょっちゅう作るので、玉ねぎを刻みたい。
・混ぜる・撹拌機能でマヨネーズ作りたい。
・気が向いたらジュースとかも作りたい。
・子供ができたら離乳食とか作りたい。
・予算は、高くとも1〜2万円にしたい。
・2人暮らしなので、容量は別に小さくてもいい。(数回に分けてやるだけ)
ここを具体的にしないと、絶対使わなくなります。(私なんて最たるものです)不要家電あるあるなので、買う前に、本当に必要なのかしっかり検証しましょう▼
参考:それ必要?買ってムダだと思った家電ランキング | 女子SPA!
自分がフードプロセッサーに求める機能について考える
以上を踏まえると、自然にどんな機能が必要かが見えてきます。そして、プラスアルファ自分の中で必要と思われる機能や性能について考えて見ます。
①刻む機能
②練る機能
③混ぜる機能
④スライス機能
⑤出しっぱなしにしたいので、オシャレにしたい
⑥大きいと邪魔なので、コンパクトにしたい
⑦時短したいので、威力はしっかりあってほしい
⑧洗い・片付け・掃除は簡単にしたい
⑨価格は1〜2万以内がいい(もっと安ければそれに越したことはない)
では、早速フードプロセッサーを探してみましょう
探す切り口は以下4点。これらを総合的に見て、自分はどれが合いそうか検証してみます。
機能別に比較してみる
まずは機能別に、機種を比較してみましょう。こちらのサイトでは、どんなことができるのか、機種別に紹介しています。とはいえ、こちらの卸サイトさんに取り扱いのない機種は紹介されていません。機種に偏りがあるのであくまで参考までになります。
参考:フードプロセッサー(業務用・家庭用)の専門総合販売サイト
人気順をみてみる
さらに、世間で人気のある機種はどれかをチェックしてみましょう。価格ドットコムのランキングや楽天のランキング、アマゾンのランキング、など主だったランキングをチェックすればOK。業者などに縛られず、幅広く探すことができます。また、上位にあるモデルは、まぁ、遜色はなさそうだ、ということもわかりますよね。
参考:価格.com - ミキサー・フードプロセッサー 人気売れ筋ランキング
参考:Amazon.co.jp 売れ筋ランキング: フードプロセッサー
参考:【楽天市場】フードプロセッサー | 人気ランキング1位~(売れ筋商品)
参考:グーグルショッピング
口コミをみてみる
販売店は、売り手になるので、その商品のデメリットはあまり表記しません。実際に使って見た口コミは有力な手がかりになります。買い手のリアルな意見は何よりも情報源です。同時に、買い手の方の主観であるということもお忘れなく。
めぼしい機種が出てきたら、口コミをチェックして、本当に自分の想像するものに合いそうかどうかを見定めましょう。
動画で使っている様子を確認してみる
さらにリアルに想像したい!という時は、動画でチェックしてみましょう。使っている様子なども、動画でアップされています。 気になるモデルの動画をYouTubeで検索すれば様々な動画を確認することができます。
「フードプロセッサーでできること」 を、動画で確認することもできるので、気になる方は是非チェックしてみましょう。
いろいろ見た結果、こちらの2つに絞られた
ここまで見ると、ある程度絞られてきます。私が気になったのは、Cuisinartクイジナートフードプロセッサー DLC-101JかYAMAMOTO マルチスピードミキサーMM41の2つ。それぞれ、前述で検討した「自分がフードプロセッサーに求める機能」を満たしているかどうか検証します。
1つめ:クイジナートフードプロセッサー DLC-101J
フードプロセッサーといえば、クイジナート!ってくらい有名なアメリカのメーカーのフードプロセッサーです。いくつか、サイズがいろいろあるうちの、1.0Lの2~3人分向きDLC‐101Jを選びました。公式なスペックなどはこちらの公式HPへ▼
フードプロセッサー・ミキサーならクイジナート(cuisinart)
クイジナートのフードプロセッサーをざっくり知りたい人には、こちらの動画を見てもらうのがわかりやすいかもしれません。
検証:
①刻む機能②練る機能③混ぜる
機能のベーシックな機能は付いているのでOK。
④スライス機能
動画や画像を見ての通り、デフォルトでスライス機能がついています。
⑤出しっぱなしにしたいので、オシャレにしたい
PHOTO by www.amazon.co.jp
この形なら、シンプルでOKでしょう。ちなみに、他にも大小あるサイズ違いのモデルなら、本体がシルバーで高級感のあるデザインが素敵ですよ。私もサイズがOKなら、シルバーを選びたかった。
⑥大きいと邪魔なので、コンパクトにしたい
サイズは幅140×奥215×高325mm。これなら置いてても邪魔にならないサイズですね。
⑦時短したいので、威力はしっかりあってほしい
こちらは、実際使わないとわかりませんが、かぼちゃをスパスパスライスしていたのと、氷を砕いていたので、そこを見る限りでは大丈夫かなと思います。クイジナートの製品はかなりの馬力があるという、メーカー側の主張です。
同時に口コミには違う意見もありましたので、後述する口コミも同時にご参考ください。
⑧洗い・片付け・掃除は簡単にしたい
洗いについては、各部品が食洗機OKなのは大きいですね。コ
あとは、シンプルカバー(蓋の部分)をオプションで購入すると、筒の部分に食材が挟まって…ということもなく、洗いが簡単になるようです。
(注:モデルによってシンプルカバーのパーツは変わるので要注意)
Cuisinart 家庭・業務用パーツ シンプルカバー【DFP-7JBS/DLC-190J/DLC-10PRO用】 DLC-116
- 出版社/メーカー: Cuisinart (クイジナート)
- メディア: ホーム&キッチン
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
その他、定期的な掃除方法は以下が参考になりました。
⑨価格は1〜2万以内がいい(もっと安ければそれに越したことはない)
スライス機能付きでこの値段なら予算内です。シンプルカバーをつけてもOK。ポイントなど抜きにするとアマゾンでの買い物が一番お得です▼
Cuisinart (クイジナート) フードプロセッサー 1.0リットル 【2~3人分向き】 DLC-101J
- 出版社/メーカー: Cuisinart (クイジナート)
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
その他:参考になった口コミ
ポジティブ意見
大活躍中:
このクラスでも十分に不自由なく使えます
スライス・すりおろしは大袈裟じゃなく圧巻です
砕くは少し飛び散りが気になりましたので4つ
お手入れも簡単です
やはりクイジナートでした:
パンはパン焼き器で作るからしたことありませんが、
音はウルサイが 安全性の配慮は この機種が一番かもしれない。
二人だから小さいのを買ったが大きいのでも良かったかもしれない。
蓋は蓋タイプのシンプルタイプを別に購入しましたが、
こちらはマストで必要だと感じます。 押し込み棒を使う蓋より
シンプルで 撹拌 カット などに便利。こちらの方を使うのが多いです。
星ひとつ少ないのは ウルサイ、ま、仕方ないか。
ネガティヴ含む意見
下ごしらえレベルなら問題ありません:
とにかく小さいので、ハンバーグなど、材料を合わせて捏ねるような作業には向いていませんが素材を個別にみじん切りにしたり、おろしたり、薄切りにするのには便利なので買って良かったと思っています。
よくシンプルカバーを買えば良かったという感想を見かけますが、個人的には必要性を感じたことはありませんね。
一点だけ不満なのは、千切りや薄切りの時に、プレートの上にかなり大きな切り残しが出ること。あれって仕方が無いのでしょうか。いつも釈然としない思いを抱きつつ手切りしています。
パワーが無い 残念:
買って失敗しました。今まで使っていた
ムスイのフードプロセッサーよりパワーも無く綺麗に裁断されないので手間がかかりすぎます。多分国産のフードプロセッサーよりパワーが無いかも?。音もうるさくテレビの音が聞こえないと家族から苦情を言われました。一回使って箱にしまい込みました。
その他
ボタン操作について:
ボタンを押し続けなくても、スイッチ一つで、動き続けます。これは大きなメリットです。蓋を閉めると、ロックする形になるので、基本的に抑えておく必要もありません。
音について:
うるさいとの口コミも多数あり。
パーツ別売りについて:
海外製なので、モデルチェンジが少なく、パーツでの販売もしているようで、部分交換もできます。日本製だとモデルチェンジが多く、パーツが生産終了しているようなこともあるようです。
故障した場合:
購入店にもよるかもしれませんが、海外のメーカーなため、保証がついていない場合もありますのでご注意ください。
サイズについて:
クイジナートはミニから大きなサイズまで、様々あります。迷われている方は、こちらの動画も参考になりますよ。(価格は変わります。)
クイジナート DLC-N7シリーズ 新型3.0リットルフードプロセッサー
2つめ:YAMAMOTO マルチスピードミキサーMM41
モーターメーカーが作った日本製。さすがモーターメーカー「ミキサーの回転は、低速800回転から高速3,000回転/分までを無段階調節が可能!」と、素人にはちょっとピンと来ないうたい文句です。笑。たぶん、要は、世界品質のモーターで、弱から強への段階調整や、断続運転ができるため、「力強く砕く」から「優しく練る」まで思いのままに調理が可能!ということだろうと思われます。
和食料理人の道場六三郎さんの「MICHIBA KITCHEN PRODUCT」がプロデュースしている様子。
公式なスペックなどはこちらの公式HPへ▼
フードプロセッサー/YAMAMOTO/MM41 - YDK 山本電気株式会社
価格ドットコムのPR企画ページもめちゃわかりやすかった▼
価格.com - [PR企画]山本電気「Master Cut YE-MM41」の魅力を徹底検証!
性能や使用方法など、ざっくり知りたい方はこちらの動画がわかりやすいです▼
YAMAMOTO マルチスピードミキサー Master Cut MM41
Michiba Kitchen Product image ホーム篇
検証:
①刻む機能②練る機能③混ぜる機能
こちらも、フードプロセッサーのベースの機能なので、問題なくOK。
④スライス機能
こちらのスライサーキットを購入すれば、スライス機能も追加できます。さらに、こちらは専用ケースもあるので、コンパクトに収納することも可能。
ただ後述します口コミの評価では、「綺麗にカットできない」「ゴロゴロすりおろされ、細かいクズができる」など、ネガティブな評価もあります。
⑤出しっぱなしにしたいので、オシャレにしたい
PHOTO by www.amazon.co.jp
この見た目なら、キッチンに置いても邪魔にはならないでしょう。ただ、このMM41の前のモデルMM22の方が、白・黒・シルバーがあり、このシルバーの方が私の好みではありました。(キッチン用品はシルバー好き)
⑥大きいと邪魔なので、コンパクトにしたい
サイズは幅 21cm × 高さ25cm × 奥行 16cm。このサイズならOKでしょう。
⑦時短したいので、威力はしっかりあってほしい
威力も、氷を砕いたりパン生地こねたりしてたので、大丈夫かなと。口コミも威力ありが優勢。
⑧洗い・片付け・掃除は簡単にしたい
容器がステンレス製なので、清潔であることはポイントになります。
また、ステンレスカップ、回転刃、蓋とすべてが完全分解できるので、それぞれのパーツが洗いやすい。
ただ、食洗機の使用が不可なので、こちらはマイナスポイント。
⑨価格は1〜2万以内がいい(もっと安ければそれに越したことはない)
価格は、オプションを追加しても予算以内なのでOK。こちらもポイントなど加えなければ、amazonが一番安くで販売されています。
YAMAMOTO マルチスピードミキサー Master Cut MM41レッド YE-MM41R
- 出版社/メーカー: 山本電気
- 発売日: 2014/08/29
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
その他:参考になった口コミ
ポジティブ意見
気に入っています。:
買ってみて 予想外だったのは・・
・見た目が美しい。 ネットの画像では地味な印象でしたが、ステンレスと深い赤の組み合わせがきれいです。
・想像していたよりは重い。重いからパワーがあるんでしょうね。
期待どおりでうれしかった点は・・
・とっても静か。
・使い方が簡単。後片づけも簡単。
ステンレスなので かぼちゃをコンソメで煮てこれに入れたら 熱々のスープがすぐできます。
☆悩んでいるなら、ぜひっ☆:
洗いやすさ:とぉ~っても洗いやすいです!感動的でした!クチコミで洗いやすいとありましたが半信半疑だったので。
本体サイズ:なるべく使用頻度を多くしたいので台所の手の届く高さの棚に置いています。邪魔にならないサイズで作業台までの上げ下ろしも気にならない重さです!
ボウルの重さ:軽いので、処理済みの具を出しやすい!ボウルがガラスだと重く作業しずらそうだったので正解♪
音:ホントに静かでビックリ!他社のに慣れている方が驚くのも無理はないと思います。さすがモーターを製造されている会社だけありますね。
ネガティブを含む意見
買い替えです!:
使いやすいし、パワーもあって実用向き。
パーツの別売があれば最高だけど。
パワーが私の需要では、イマイチでモーターが焼けたようです。
高耐久性と持久力に疑問があります。
その他この方の口コミは非常にわかりやすいのでご参考ください▼
その他
ボタン操作について:
蓋を抑えながらボタンを押し続けないといけないが、威力はあるので、数秒の話。また、威力を調節できるダイヤルがあるので、食感を残す処理から、滑らかにする処理まで自由自在。
音について:
非常に静か。という口コミも多数。
少なくとも貝印のブレンダーよりは静かだそうです。
パーツ別売りについて:
基本的にはそういった対応はないそうです。
サイズについて:
泡だて、絞る、ブレンダー、ミルなどついた、さらにスペックの高い、全てが叶う複合機も出しているようです。これはすごいですね。全部含めたい方はこちらご参考ください▼(値段は高いです)
複合機 / FP31 / Ferrano - YDK 山本電気株式会社
前回のMM22との違い:
スピード調節ダイアルの下に、運転切り替えスイッチがついています。連続運転と、パルス運転が選択できます。
旧型にはない機能です。以下のページで取説が閲覧できますよ
http://www.ydk.jp/libs/images/support/download/manual_MM41.pdf
とのことです。
最終的に決めたのはYAMAMOTOマルチスピードミキサーMM41
YAMAMOTO マルチスピードミキサー Master Cut MM41レッド YE-MM41R
- 出版社/メーカー: 山本電気
- 発売日: 2014/08/29
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
一番の決め手は、洗いやすさです。口コミにも書いていたように、かなり楽な様子。現在、ラッセルホブスのコーヒーミルを使っているのですが、この小さなコーヒーミルですら、洗うの若干めんどくさい私なぞにはもってこいではないでしょうか。
食洗機が使えないのは難点かと思いましたが、よくよく考えてみれば調理中に度々出てくる細かい”洗い”は、逆に食洗機なんて使わないですから問題ありません。
あとは、静かなどです。こちらは、クイジナートはうるさいとまで書かれてたので、YAMAMOTOマルチスピードミキサーの勝利かと。
ボタンを押し続けないと調理ができない。というのは私にとって、結構難点ですが、パワーがあるなら、調理時間もそんなにかからないでしょう。それ以外にメリットが多すぎます。
色は、赤で決定。
ということで、届きました!
さすがのAmazon。めっちゃ早いです。年末年始関係なしでさっそく届きました。しかもなぜかフープロはAmazonが一番安い。季節柄もあるのでしょうか?
右が本体。左がスライサーキットです。
じゃじゃ〜ん!
届く前は少し心配してましたが、ステンレスのシルバーと赤は意外とモダンで素敵ですね。
そして、ボウルの部分。軽っ!!!口コミでもみたけど、本当に軽くて驚きです。
こちらのスピードダイヤルを回して調節します。
その他、水分の多いものを処理するときに使うゴムパッキン。おろし用のブレード。スパチュラ。
取説と、レシピも。
こちらはスライサーキットですね。
取説付き。丁寧に片付け方が容器に書かれています。
中には、スライス・千切り用ブレードが、大サイズ・細サイズで付いています。
ちなみにブレードは、片面がスライス・もう片面が細切りなので、一枚で2役をこなす優れものですね。
そして一番嬉しいのが本体に備え付きである、おろし用のブレード。こちら、スライサーキットケースに一緒に片付けることができるのです。
こんな風に、おろしを一番下に入れて、他のもピッタリ入ります。
これは、うれしい。
こういうオプション系は全て入ってコンパクトに片付けられるのはありがたいですね。
本体とスライサーキットはこんな感じ。スライサーキット、でかいですね。
意外や意外。我が家のキッチン家電にマッチしてるようですね。滅多に使わない赤が入るのも、アクセントになって気に入りました。
YAMAMOTOマルチスピードミキサーMM41使い心地は?
では、実際使い心地はどうか、機能別に食材を使ってトライしてみましょう。
ベーシックな、砕く機能
砕く機能の検証用に、ハンバーグを作ってみる事にしました。
まずは、野菜を適当に切って、全てミキサーのカップに投入。雑ですが、時短のために購入したので、これぐらいできるパワーがないと、私にとっては困ります。
回してみるとしっかり砕かれました!しかも数秒の出来事。▼すごい!
さらにヒレ肉と卵投入。砕きながら混ぜられたら最高です。
こちらも数秒で粉々に。肉はさすがに、少し威力をUPさせないと砕けませんでした。でもわずか数秒ですべての具材が砕けて、混ぜるところまで完成。
ちなみに…あの、屈強な繊維をもつゴボウも、ミキシングしてみる事にしました。水にさらしただけで、下ゆではしていないゴボウとニンジンです。
こちらも威力を上げて、ゴボウもある程度のサイズにまでカットすれば、しっかり砕けました▼すごい。
あると便利なおろし機能
和食メインの我が家は大根おろしをしょっちゅうします。が、めんどくさい調理の代表格といっても過言ではありません。果たしてこの苦悩をこのフープロは解消してくれるのでしょうか。
まずはおろし用のブレードを設置します。
適当に切った大根を投入。ボタンを入れて回転させます。
と、大根が回転しながら削れていきます。
この丸いの▲が大根の塊です。これが跳ねながら砕けながら、おろされていきます。
丸い大根の塊があれば、しばらく回し続ければ、なくなっていきます。
ブレードを外すとこんな感じ▲
素晴らしいです、しっかりおろされています。
ふわふわの大根おろしが一瞬にして完成しました。完成度高くて便利です。
鬼おろしにしたければ、砕くブレードで回せばいいのでしょうか?(今度やってみます。)
がんもどきの隣に添えても美味しいですよね。
サラダで使いたいスライスと細切り機能
では次に、これがあるとサラダ作りが簡単になるはず、と期待を込めたスライスと細切り機能をチェックしてみましょう。
まずは、カップにデフォルトで付いているブレードを取り外して▼
スライサーキットについている芯をはめ込みます▼
この芯にスライサーブレードを取り付けます▼
あとは、野菜投入用のアタッチメントをつければ準備完了です▼
まずは玉ねぎとキャベツをスライス
玉ねぎからいってみましょう。野菜投入口が小さいので、ある程度にカットしないとダメでした。
野菜投入口に野菜を入れて▼
上から重しで押さえながらNOにすると、ブレードがくるくる回って野菜がカットされていきます。▼すごい、一瞬の出来事なのでびっくりしました。すごい切れ味。
ブレードの上に少し殼は残りますね。これは他のミキサーでも同じ現象が起きるようですが▼
中をみてみると。切れてます▼
カップごと持ち上げてもめっちゃ軽いのがいいですね。▼
水に開けてみました▼玉ねぎは投入口に入れるために小さくカットしたので、繊維を長くスライス出来なかったのがちょっと残念です。今後は投入方法やカットの仕方も研究する余地ありそうですね。
キャベツも同様の結果でした▼これではコーンスローしかできませんね。ちゃんとスライスしたい場合は、もっと大きな野菜投入口が必要かも。その点に関しては、クイジナートの方が野菜投入口は大きかったので、使い勝手は良いかもしれませんね。
ニンジンと大根の細切り
では細切りの方はどうかみてみましょう。スライサー同様、野菜投入口から野菜を入れて回していきます。
ニンジンも大根も一瞬で細切りになっちゃいました。▼これはすごいですね。均等やし。干し大根・ニンジンや、酢の物、スープも簡単に完成しそうです。今回は酢の物にすることに。
音については?
こちらも評判どおり、思ってた以上に静かですね。そもそも食材を砕く処理時間が数秒なので、ストレスがかかるほど連続する事がないです。私は他のフープロを使った事がないので、比較しようがないのですが、とりあえず、食洗機よりは静かです。笑
我が家の食洗機についてはこちらをご参考ください▼
「楽々である」と評判の洗い心地は?
これは評判どおりの楽チンさですね。写真▼のように、
・カップとブレードが完全に分離するので、それぞれを洗うことができる。
・プラスチックのカップと違い、ステンレスなので油汚れでも落ちやすい。
洗うのが億劫と思われがちなフープロとしては、かなりメリットが大きいのではないでしょうか。
前モデル、MM22にはなかった連続回転はどうだった?
前モデルと今回のモデルの違いは、旧モデルであるMM22は、パルス回転(回転が断続的にかかる。つまり、ボタンを押しっぱなしでも断続的に止まる間が入る)しかなく、新しいMM41は、パルス回転に加え、連続回転ができるようになりました。ちなみに、パルス回転のメリットは、断続的に回転が止まることで、度々カップの中の様子が確認できて、ベストなタイミングで停止できる。とのこと。
これ、調理してて思いますが、パルス回転は全くつかいません。連続回転の方が調理時間も節約されますし、蓋がクリアなので、上から見ながら自分が止めたいタイミングで止めることはできます。自分で止めるのに、わざわざまどろっこしいパルス回転にする必要もないのです。
つまり、YAMAMOTOミキサーで正解でした。
と、長々と、鼻息荒めになりましたが、私のYAMAMOTOミキサーへの愛は届きましたでしょうか。
フープロご検討の方のお役に立てれば幸いです。