自分の時間を生きるために!生産性を高めて「自分の時間を取り戻そう」読了
忙しいから、〇〇できない…。
〇〇したいけど、もう少し暇になったら(お金ができたら)…。
仕事が多いから残業は仕方ない…。
日々でてくる、よくあるセリフ。でもこれって、本当なのでしょうか。
「自分の管理次第で、自分の時間は作れる」
私ももっと早くから、ちゃんと理解しておきたかった生産性という概念。
わかりやすく書かれている本ありましたので、ご紹介します。
PHOTO by pixabay.com/
おなじみちきりんの新刊です。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: Kindle版
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前職でも、もっと生産性を上げる訓練ができたかもしれない。
雑貨のメーカーで営業をしてた前職。
生産性とはよく聞く言葉だけど、主に生産管理とか事務職とかそういう部署の話だと思っていました。営業の私にはあまり関係のない事。さらに、みんな普通に残業もしていたし、新卒入社の私は、それに対する疑問もあまり抱いておりませんでした。
どんなに頑張っても、帰宅は9時とか10時ってことも珍しくなかった。生産性を上げて仕事をするという意識よりも「営業だから」「お客さんがいるから」ということを言い訳に、そこまで真剣に取り組んでいなかったように思います。
時間をかける人海戦術でしか、より成果を上げる方法も知らなかったように思います。
前職でももっと生産性を上げる訓練ができたかもしれない。「5時30分に帰宅するけど、より高い成果が出ている。」という事もできたかもしれない…と思います。
主婦でもできる!生産性を上げる方法。
まぁ、済んだ事は考えても意味のない事で。今まではろくに出来てなかったけど、これからはもっと自分の時間を大切にしていけばいいのです。
この生産性の概念は、主婦にだってもちろん該当すると思います。
仕事・家事という仕事・やりたい事。これらが生産性高く、スケジュールをうまく立てられれば、
毎日「やりたい事」ができずに家事や仕事に追われる日々
↓
「やりたい事」ができて、「やりたい人生・なりたい人生」を送る事ができるようになる。
ゆとりも成功も手に入れるための考え方。「生産性を上げる」
忘れそうな時に見返すために、学びをメモします。
生産性が高い生活とは
時間・お金など、人生における希少資源を、最大限有効に活用し、自分の欲しいもの「幸せ」を手に入れる生活。
世の中は高生産性にシフトしてきている
シェアエコノミー・Uber・Air b&bなどは、様々な「人」「物」の、「暇な時間」や「空き」を活かして、お金に変えた(=生産性が上がった)ビジネス。
この高生産性シフトの動きは今後ますます加速する。IT革命がそれをより可能にした。
お金や時間などの希少資源を大切に使うために
生産性の高いお金の使い方をする
ここ半年で最も生産性の高かった買い物について考える。
何につかったお金が一番生産性が高かった?払った金額よりも、得られる価値が高いと思えた買い物は?
→何にお金を使うと、幸せが得られるか知れる。
→「無駄使いしない」のではなく「価値のある支出を増やす」事に意識が向けられる。
時間を見える化する
お金のように数字に現れにくい時間は、その価値を意識しにくいもの。
自分が死ぬまでに、残された時間がどれくらいあるのか見える化することで、時間を大切に使う意識ができる。
お金や時間以外の希少資源に気付く
お金や時間以外の希少な資源について考えてみる。
例えば「頭がしっかり動く時間」など。
それを受けて、「頭が動く時のTODOリスト・頭が動かない時のTODOリスト」を作って活用するなど。
本当に手に入れたい価値をなるだけ具体的にする
本当にしたい事はなにか?
本当に欲しいものはなにか?
何がほしいか正しく理解できていないと、生産性が低く、希少な資源を無駄にしかねない。
例:つい、爆買いしてしまう人がいるとする。
①我慢して、節約する。無駄使いしない。
②買い物という行為でストレスを発散している。私はストレス発散がしたいんだ。という事に気づく→100均で爆買いする。→100均なら爆買いしても金額はしれている。少額で、しっかりストレスも発散♪なんて生産性が高いんだ!
①では結局生産性は低い。なく②と考えれば、生産性が高くなる。
本当にほしいものを正しく理解すれば、その解決策はたくさん出てくる。例の場合、たとえばカラオケとかでもいいかもしれない。
生産性を上げるとは、本当の自分について深く知る機会にもなる。
注:希少価値を投入しすぎると自分の本当の欲しいものがズレてくる
人はそもそも、自分がしてきた事を正当化したい生き物。自分の過ち・間違いを認めたくないもの。
特に、希少価値の高いお金や時間をかければかけるほど、もともとあった「本当にほしいもの」からズレてしまう可能性があるので注意。
生産性を上げる方法
時間の生産性をあげたいなら、インプット(時間の投入時間)を制限する
結局人は、制限時間があって初めて、生産性が上がるように工夫する。
結局人は、切羽詰まらないと、生産性を上げる努力をしない。
具体的な方法
①一日の総労働時間を制限する。
②業務ごとの投入時間を決める。
→ありえないと思えるくらい、時間の足りない予定表を作ることがポイント。そうして初めて、仕事のやり方を変えられるようになる。火事場の馬鹿力は本当にある。
③忙しくなる前に休暇の予定を立てる。
④仕事以外のこともスケジュールに書き込む。
→先に、やりたい事(スポーツや飲み会・美術鑑賞・映画・英語の勉強・本読むなど)残りに、やらねばならぬ事(家事など)。特に「やりたい事」は流れがち。しっかりスケジュールに組み込むようにする。
⑤空き時間もしっかりつくる。
注意
インプット(1つの物事に対する時間の投入)を増やすと、生産性が下がるので注意する。
無駄な時間を減らすための具体的な方法
「すべてやる必要はない」と断言する。
もっとも重要なものから先に取り組むようにする。枝葉は気にしない。
すべてやる必要はないと断言する事が出来れば、これができるようになる。
まずやめる。
生産性の低い事はやめる。気乗りしない人との付き合いなど。
「やらない」と決めてから、やらなくて済む方法を考え出すようにする。
最後まで頑張る場所は制限する。
例えば「学び」というのは、学び始めはある程度すぐに上達する。ただし、その先は頑張らないと難しい。つまり、習い始めは生産性が高いが、そのある程度まで上達すると、生産性が低くなってくる。
「学び」における生産性を考えるなら、「自分が頑張るべき分野なの?」と考え、やめるのも一つの手である。
時間の家計簿をつける。
思いがけず時間を無駄遣いしている場合もある。それに気づける。
とにかく頑張るのがいい?精神論を高く評価しがちな日本。
日本では、手足を忙しく動かしている状況を高く評価する風潮がある。
一生懸命頑張るのは悪くないけど(仕事においても、何においても、そういう時期がある事もある)「頑張らなくても高い成果が出せる方法を考えつく方が素晴らしい」ということをしっかり理解すべき。
生産性を高くして、望む人生を送ろう。
生産性が高くなる
↓
限られた希少資源が最大限に活用される
↓
今より何倍も大きな価値が生み出せる
↓
ずっと安くで高い価値が手に入れられるようになる
↓
すべての人の生活がよりよくなる。
***
と、いう事です。
あれもこれもやってみたい事だらけな私にとっては、とても興味深い内容でした。
こちらはあくまで私のまとめメモ。
ちきりんの本は読みやすくて、私なんかでもわかるように書かれています。
本書では、もっと具体的に、例を上げて紹介されていますので、気になる方はおすすめです。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: Kindle版
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私も実践してみようと思います。まずは己の理解とスケジュールから。
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