主人とのニート生活も5ヶ月を越えてきて、今私が思っている事。

実は今主人と二人でニートをしています。

しないといけな事といえば家事くらい。子供もおらず、主人と二人で好きな事をしています。そんな私が、気づけばニート生活5ヶ月を越えてきました。湯水のように使うお金は、そろそろヤバくなってきました。ニートになってどうだったか、今どう思っているのか、これからどうしていくのか、思いつくまま徒然書いていきたいと思います。

ニートになる前。

忙しかった、仕事してた頃の二人。

元々、仕事関係で知り合ったので、お互いの仕事の状況はしっかり把握していました。始発→終電かつ月の大半は出張な主人。長期になると一週間近くも出張する私。それでもお互いに対する不満はなく、家はなんとかやり繰りする感じ。

主人:全国にお客さんがいるので、基本出張ばかり。始発で出て終電で帰る生活。結婚してからは気を使って出張の度に帰ってきてくれるようになったんですが、それもそれで終電→始発生活になるので、愚痴はあまり言わない人だけど、正直大変そうだった。休みもひどい時で月に3日とか。

私:月に1週間は出張あり。展示会が入れば一週間まるまる東京で不在だったり。京都にいるときも、帰宅は遅め。基本は8時前後。それでも主人はもっと遅いので、なんとかなっていた。10時近くになっちゃう日は、さすがに二人で外食。

 

そのうちに考え出したこと。

お互いに仕事には打ち込みたい性格だったので、仕事が忙しいことに対して、大きな不満はなかったのですが…それでも、やっぱり結婚すると、優先順位が変わるのが不思議です。仕事は楽しかったけど、家族の事を考えると、次第に「本当の幸せってなんだろう」と考えだしました。

同時に、仕事に関して目標というか、目指すものが見えなくなってきて、”今の仕事”というステージで自分の成長が見えないようになってきた時期でもありました。

 

そもそもお互い全くタイプの違った二人のスピード婚

私と主人は4年くらい一緒に仕事してましたが、実際に付き合ってた期間は半年ほど。しかも私にとっては、半分上司のような存在の人。かつ、プライベートがあんまり見えない主人だったので、お互いのことをほとんど知らないのが現実でした。さらに趣味も全く。まっっったく!と言っても過言ではないほど合わない…笑。今までに付き合ったことのないようなタイプの人でした。

一つは、タイプが正反対だったからかもしれません。もう一つは色づきすぎちゃってるのかもしれません。でも、そのうちに、仕事よりも家で主人と話している方が、面白く刺激的で、勉強になっているような気持ちになってきました。

これって恋なのか?笑。結婚して1年後とか、遅すぎますが。笑

 

満を持して、退職する。

在職時、非常に可愛がってくださった社長は、結婚式でのスピーチもしてもらったような人でした。今でも育ててくれたことには感謝しています。でも「家で主人と話している方が、勉強になる・成長できるように思う。」という気持ちの方がもはや勝っていました。

可愛がってもらってたお客さんからも、実に様々なリアクションがありました。「これからどうするの?」「もったいない」「一週間くらいで暇になって何かしたくなるよ」「まぁ、結婚したからね」「妊活?」

…こう、書き出してみると、みなさんのリアクションって結構面白いですね。

 

夫婦二人の本当の退職理由。

「今しかできない事は、今しないと、明日死ぬかもしれないんだよ。」

主人がよく言ってることですが、一言で言うと結局はこれが二人の退職理由です。今したい事が、仕事ではなくなってきた。夫婦で過ごす時間になってきたのです。特に主人はこれに関して、仕事していた時から明確に意識しながら日々過ごしてたらしいです。(すごいな。私はそこまで明確には意識してなかったな。笑)

 

ニートになってから。

ニートになってどうだったのか?

まだニート中の私が言うのもなんですが、良かったです。今までと心の余裕も全く違います。ストレスがすべてフリー。好きな時間に好きな事ができる。こんな時間、久しくなかったので、ちょっと不思議なくらい。

 

夫婦でニートになって良かったこと。

その1:自分と家族の人生を見直すことができる。

結婚という大きな節目を迎えて、次は子供…という話になると思うのですが、その前に、もう一度自分の人生について考え直す時間ができたことは、非常に価値がある時間だと思います。自分には何が足りなくて、何をすれば理想の人生にできるのか。社会人になってから、ひたすら仕事のために走り続けてきた自分の「暮らし」を、今の年齢・時代にアップデートする時間は大切だな、と改めて思います。さらに、これからの人生について話せる相手・相談できる相手(主人)がいるというのは非常にありがたいことです。

 

その2:持ち物を見直すことができる。

ニートになって、まずしたことは断捨離です。

服やモノや本は、これからずっと使い続けたいものなのか、これからの理想の自分を想像しながら、もう一度考え直して断捨離。あと手紙。読み返すことのない手紙が大量に溜まっていたもの。これらはすべて写真を撮って、データとして保存しました。またどうしても見たくなったら、見返せればいいのです。あと大量の本。美術系の本や図録は紙ベースで置いているものもありますが、kindleにあるものはほぼ、kindleでもう一度買い直しました。買い直したくないと思うようなレベルの本はその先も読みません。とにかく身軽にしたくて、現在にアップデートしたくて。

自分にとって本当に必要なものは何かを見直せたのはいい経験でした。

 

その3:主人との思い出がつくれる。

すでに書いたように、主人とは、半年で婚約、もう半年で結婚。仕事も忙しい方だったので、思い出らしい思い出がありません。

今はその分、一緒にいろんなところに行ったり、話をしたり、とたくさん思い出を作っています。子供ができるとできないことを今やっておこう。ということです。

さらに先述したように、私と主人はもともとは趣味が合いません笑。

主人は、ゴルフと野球。読む本はビジネス書。といった具合でした。私の全く知らない範囲。それでも二人の時間が増えれば増えるほど、お互いの趣味が混ざり合って、近頃はそんなお互いの趣味の新しい発見を共有し合うのを楽しんでいます。…といっても、どうしても共有できない内容もありますが。(オシャレな雑貨屋に一緒に行けない、とか。笑)ちなみにこちらの虎党話は、完全主人の洗脳によるものです。←染まりすぎW

 

ニートってすぐに飽きるのか?

お客さんにも「仕事辞めたら一週間くらいですることなくなって、また仕事したくなるよ」と言われましたが、そうでもなかったです。先述しましたが、暇になればなったで、やりたいことが後から後から出てきて、とてもじゃないけど追いつきません!

やってみたかった勉強・読みたい本・行ってみたかった旅行先・作りたかった料理…意外とやることは山盛りあるのです。

 

ニート生活も5ヶ月を過ぎてこれからのことを考えてみた。

今頃感 炸裂です。でも、やっと自分の理想の人生が頭の中で形作られてきたように思うのです。

何の変哲もないですが、これからは家族との時間も大切に、暮らしを大切にできる人生。子供のためにも、そんな時間や環境が生み出せる人になりたい。そういう力をつけたい。

 

暮らしについて

引き続き栄養学の勉強をする

健康でなければ、やりたいこともできません。いつまでも健康でい続けるには、毎日の食事がいかに大切か、近頃はそういう本を山盛り読んでいます。さらに主人の脅威のダイエットを見てもそれは明確。家族の食卓を担うものとして、引き続きしっかり勉強していきたいです。

オシャレでシンプルな生活環境に仕上げる

もともと服と本が大量にあった私ですが、離職後の断捨離で、その風通しの良さ、身軽感には正直驚いています。

さらに理想の暮らしを目指して、自分がいいと思うものを信じて日々過ごしていきたいです。オシャレに関してのイメージは、「casa」や「ブルータス」服は「大人になったら着たい服」のテイストは憧れだなぁ。

情報収集する

社会的な関わりが無くなってしまっても、情弱にはなりたくないです。引き続き、情報はしっかり得てさらに深みのある人間に成長していきたい。WEBや本や人と会って、そこらへんの感覚やセンスには磨きをかけていきたいです。

ブログを書くこと

元々私は中学2年から日記をつける癖があり、それを今回ブログに切り替えようと思ってなにげなブログを書き出しました。どうゆう方向で書くか、迷った時期もありましたが、やはり日記として自分の”好き”や”出来事”記録をつけていくのが私は好きなんだな、と改めて思います。

 

仕事について

「暮らしについて」をしっかりと積み上げつつ、近頃は少しづつ、仕事をし出しています。今はその仕事のレベルをしっかり上げていくことが目標。