飲酒のメリット・デメリット。よく言われる お酒の程よい量とは?

みんな大好きお酒。

私というのも日本酒が大好きで蔵元で素敵な日本酒を見つければ

家に連れて帰ってしまいます。

 

ただ気をつけないといけないのが飲みすぎ。よく言われますね。

飲みすぎとはそもそも…?デメリット・メリットは?

まとめてみました。

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飲酒が人体にもたらすもの。

USDA(米農務省)によると…

過度の飲酒によるデメリット

事故・暴力行為・自殺・高血圧・脳卒中・癌・栄養障害・先天性欠損症*1・肝臓、膵臓、脳、心臓の損傷・冠動脈性心疾患などにつながる可能性あり。

低年齢で飲酒を始めた場合、アルコール依存症になるリスクが増す。

 

適量の飲酒のメリット

冠動脈性心疾患のリスクが低下する。

アルコールが「理性の座」ともいわれる大脳新皮質の働きを鈍くするため

それによって、感情や衝動、食欲、性欲などの本能的な部分を司る

大脳の古い皮質(旧皮質や辺縁系)の働きが活発になり、精神が高揚し、元気も出てくる。

 

 

このように、よく言われていることですが

適量の飲酒は逆に健康にはいいとのこと。

 

アルコール摂取量の適量とは…?

1日あたりのアルコール摂取量

男性 30g

女性 15g

血中アルコール度数が1%以内であることが適量。

大脳新皮質の動きが鈍くなっている状態。

 

計算の仕方

飲み物に何gのアルコールが含まれるかを知るには

お酒の量mlと、アルコール%を100で割って出た数字とを掛け、

さらにそこから出た数字に0.8を掛けます。

 

例:アルコール度数5%のビール中ビン500mlを1本

計算法:500×[5÷100]×0.8=20

 

適量、もう少しわかりやすく。

ビール・・・・500ml
日本酒・・・・1合(180ml)
焼酎・・・・・110ml
ウイスキー(W)・60ml
ワイン・・・・200ml

意外と少ないですね。。。

アルコール摂取量チェックリストを発見

どれくらい摂取したか計算できるソフトをKIRINさんのサイトで発見!

ご参考ください。

www.kirin.co.jp

 

 

 

ちなみに…

お酒が飲めない人のことを「下戸(げこ)」といいますが

その語源にはいくつかの説があるそうです。

有力なもののひとつが、律令時代(大化の改新後~平安初期)の制度によるというもの。

当時、課税などの最小単位を「戸」と呼び、家族の人数や資産によって「大戸・上戸・中戸・下戸」の四階級が決められていました。

婚礼時のお酒の量が

上戸は八瓶

下戸は二瓶…などと割り当てられていたことから

お酒が飲めない人を「下戸」、たくさん飲む人を「上戸」と呼ぶようになったとか。「笑い上戸」「泣き上戸」などの言葉も、同じく律令制の名残りの言葉だそうです。

*1:新生児の身体に見られる奇形・変形に起因し、発達に重篤な影響をもたらす症状。ダウン症・神経管欠損・口唇裂・乳児の突然死など