コップや蕎麦猪口でつくるレンチンでマグカップケーキ:いろいろな種類を作ってみた話
我が家は現在レオパレスなのでレンジしかありません。(エントリ**)
ちょっとした焼き菓子というか、パウンドケーキというか、おいしいおやつを、手軽に食べたいと思って調べてみたところ、ヨーロッパで人気のレンチンで作れるカップケーキがあるようです。
カップの中で材料を混ぜるので、洗い物が増えることもないようで、これは私向きのレシピだと思い作ってみました。そしてアレンジしてみました。というお話。
混ぜるだけのレンチンマグカップケーキレシピ
我が家にはマグカップというものがありません。取手がかさばって邪魔なので、コップの代わりに蕎麦猪口を代用品として使っています。よって、ここでも蕎麦猪口を使用したいと思います。
またここでは、以前にいろいろ楽しんだ金柑コンポート(エントリ***)を使ってココア金柑カップケーキでご紹介しています。
ココア金柑カップケーキ材料(1蕎麦猪口あたり)
大豆粉か全粒粉:大さじ2
きび砂糖:大さじ1.5
重曹かベーキングパウダー少々
ココアパウダー:大さじ1
卵:半個
オリーブオイル:大さじ1
牛乳か豆乳:大さじ1
最後にのせる金柑コンポート:二つほど
卵半個など、少々わかりにくいですが、いつも2カップを一気に作っていたので、結局は卵1個分を使用しています。
ふくらし粉である、重曹かベーキングパウダーは、入れすぎると膨らみすぎるので本当に少々にするのがオススメです。
また、糖質管理をしている関係上、家にストックしている粉物がどうしても大豆粉や全粒粉(GI値の関係で)になっています。もちろんベーシックな小麦粉でも作れます。わざわざ大豆粉や全粒粉を買いに走る必要はありません。
まずは粉物(大豆粉・きび糖・重曹・ココアパウダーまで)を蕎麦猪口カップに入れて(左)これらがしっかり混ざり切るまでカップの中で混ぜます(右)
次に水物(卵・オリーブオイル・牛乳)をカップに入れて(左)これらもしっかり混ぜます(右)これで生地は完成です。
粉物がしっかり混ざってから水物を混ぜた方が、これら材料がしっかり混ざります。粉物を混ぜる前に水物を混ぜてしまうと、しっかり混ざる前に、粉が水分を含んでしまってダマダマになってしまいますので、ご注意ください。
この蕎麦猪口に入った生地ですが、上に何も乗せないのであれば、このままレンジで600W約3分ほど回してもらえれば、ふかふかに膨らんで完成します。
しかし上に、何か実などを乗せたいという場合は、そうは問屋がおろしません。
私も何回か失敗した結果、以下のやり方が一番理想に近いかな、といった感じです。
まず、何も乗せない状態で、600W 1:30分ほど回します。
厳密には、蕎麦猪口の8分目くらいまで膨らんできたあたりが理想です。
8分目くらいまで膨らむと、表面がある程度固まっています。
そこで手早く金柑の実を乗せるのです。
すると、こうなりますので、
そこからさらに最後のひと回し、残りの1:30ほどを回してもらえれば、
こうなります。
つまり”ちゃんとケーキの上に金柑が乗っているよ”といった形に仕上がります。
はじめこのカラクリに気づかず金柑を乗せた状態でレンチンしたところ、完成形では金柑がケーキの奥深くに潜り込んでしまい、摩訶不思議な状態になってレンジから出てきました。
次にやったときは、ぼんやりしすぎて加熱しすぎてしまい、カップケーキが完全に完成したために、金柑がうまく乗らない(完成したカップケーキから滑り落ちる)状態になってしまいました。
よって、八分目が一番です。
いろんな種類のカップケーキを作ってみた
楽さに感動した私は、冷蔵庫にあるものを混ぜ込んでいろいろとアレンジしてみたということです。
大学芋を使ったさつまいもカップケーキ
材料(1蕎麦猪口あたり)
大豆粉か全粒粉:大さじ2
きび砂糖:大さじ1.5
重曹かベーキングパウダー少々
きなこ:大さじ1
卵:半個
オリーブオイル:大さじ1
牛乳か豆乳:大さじ1
カットした大学芋:少々
ごま:少々
以前つくった大学芋をカットして混ぜ込みました。ホクホクさつまいもがとても美味しい。少々ごまを混ぜ込むことで、程よい香ばしさがあるのもよいです。
作り方は、ほとんど同じです。最後にカットした大学芋とごまを混ぜ込むだけ。
ミックスベリーのココアカップケーキ
材料(1蕎麦猪口あたり)
大豆粉か全粒粉:大さじ2
きび砂糖:大さじ1.5
重曹かベーキングパウダー少々
ココアパウダー:大さじ1
卵:半個
オリーブオイル:大さじ1
牛乳か豆乳:大さじ1
冷凍ミックスベリー:少々
こちらは、最初のココアカップケーキにミックスベリーを混ぜ込んだだけのものです。程よい酸味とジューシーなベリーの感が、ココアにとてもよく合いました。
注意したいのが、冷凍ミックスベリーを使っているので、レンチンの際に少々熱の通りが遅く感じることでした。よって、少し長めに加熱したわけですが。しかし、混ぜ込むときに、常温に戻す、などの工夫があると、よりうまく仕上がるかもしれません。
ベーコンとパセリとコーンのおかずカップケーキ
材料(1蕎麦猪口あたり)
大豆粉か全粒粉:大さじ2
きび砂糖:大さじ1
重曹かベーキングパウダー少々
きなこ:大さじ1
卵:半個
オリーブオイル:大さじ1
牛乳か豆乳:大さじ1
軽く炒ったベーコン:少々
刻んだパセリ:少々
コーン:少々
こちらは、行きつけの喫茶店(エントリ***)でカップケーキの話をしていたら、定員さんが教えてくれたアレンジです。
おかずカップケーキ。思いもつきませんでしたが、これがなかなか。朝ごはんにも美味しいです。
コーンのほどよい甘みと、パセリの香りがとてもよいです。
ちょっと注意したい事
私はふくらし粉にベーキングパウダーではなく重曹をつかっていたのですが、
重曹は、入れすぎると言いようのないアルミでも噛んだような苦味と不味さが出てしまうので注意してください。少々膨らまずともカップケーキはできるので、本当に、少々程度入れるのが得策です。