喜多村光史さんの茶器 茶杯
ずっと、中国茶器が欲しいと思っていました。
抹茶ほど畏まらず、数人でお茶が楽しめるという点において、中国(台湾)茶の世界はとても魅力的なのです。
悩みに悩んだ末、選んだのは喜多村光史さんの茶器・茶杯。
非常に育ちやすい(変化に富んだ)粉引が特徴的な喜多村光史さんの作品。
その分、味わいある土の柔らかみは最高です。
蓋はしっかり深みがあるので、傾けて落ちてくるようなことはありません。
まるでひょっとこのような、かわいい口に一目惚れです。
飾っても絵になりそうな茶器。うれしい。
茶杯は5客。
とても控えめなサイズ感。
こんなに柔らかい粉引で、この薄さ。繊細すぎます。
この女性らしいやわらかな佇まいに癒されます。
とても育ちやすいのが、難点といえばそうなりますが、
その育つ様もまた楽しめるのが喜多村光史さんの作品の楽しみだと思います。
これからどんな変化が現れるのか、楽しみである。