結婚3年目がのたまう夫婦円満のコツ。
本日でめでたく丸3年となりました。
天気のような毎日を、1096日も共に過ごして来たんだなと思うと、
なんだか嬉しい気持ち。
まだまだひよっこながら、
昨年に続き「今思う」夫婦円満のコツ。のたまいたいと思います。
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自分が好き勝手に楽しめていたら相手の好き勝手が許せるようになる
これは大先輩の言葉。彼女の場合は、ご自身の子供に向けておっしゃっていた言葉です。この言葉を聞いた時「そう。そうなんですよ!」と、思わず食いついてしまうほどでした。
その時私は、かなり恵まれた環境に身を置いていたにも関わらず、悩んでいました。「子供もいないのに、働いていない」という漠然とした不安のようなものです。
普通に考えると非常にありがたいはずの「別に、現状としては働く必要ないんだから、働かなくていいんじゃない?」という主人の言葉にも「人の気もしれずに…自分は好きな仕事をして、私は専業主婦かい!」とさえ思い、何の肩書きもない、なんでもない自分に対する不安や焦りを感じていました。
そして、仕事も、古い友人も、お稽古も手放した私にとってはまさに「今の私には、主人しかない」という状態でした。
こうなってくると、主人に対して求めるものがどうしても大きくなってしまいます。今の私には「主人しかない」のですから。今まで仕事や他人から得ていた、共感、評価、価値があるという感覚は、すべて主人からしか得られないのですから。
いっそ仕事など始めれば、主人以外からの評価もつくし価値があるという感覚も得られるでしょうから(前職の経験によると)手っ取り早く、働き出したいとすら思っていました。
そんな時期に聞いた先輩の言葉。
まさにおっしゃる通り。もっと自分も吹っ切れて仕舞えば、もしくは主人以外の何かという柱があれば、主人に対して求めるものも少なく(小さく)なり、許せることもふえるのでしょう。
しかし、頭ではわかっていても心にまでなかなか落ちてこない時期をしばらく過ごしました。「やはり働くべきか。でも、本当にそれでいいのか…」
この悩みが吹っ切れたのは、英語の勉強を本格的に始めた/サルサに挑戦しだした頃からでした。
そこで気づきました。結局私が不安に感じていたものの正体は、ただ「打ち込むことがないこと」だったことです。働かず、何を成すでもなく、ただ漠然と過ごしていく日々への焦燥感だったのです。先輩の名言にある「自分が好き勝手に楽しめたら」というのは、私にとっては「好きで、楽しくて、打ち込めることがあること」であり、やっとそれを見つけることができました。
これに気づいてからは、毎日がまさにご機嫌で、主人への不満も究極に減りました。
そう考えると、結局「主人への不満」というものを作り出しているのは自分自身で、恥ずかしながら、不機嫌な気持ち(不安や焦燥感)を、ただただ主人に八つ当たりしていただけだったということです。まだまだ修行が足りませんね。
しかしながら、
自分が好き勝手に楽しめていたら相手の好き勝手が許せるようになる。
という究極の答えが、ストンと胸に落ちてきた出来事でした。これは私にとっては、とても大きな納得でした。
許せないことはネタにして笑うようにする
とはいえ、どうしても許せないような事はあります。我が家の場合、主人の酒癖です。本当に、酒癖が、悪い。
なんどもキレかけ…いや、キレています。
怒っても結局覚えていないので怒り損ですし、一応シラフになれば謝ってくれているので、悪いと思っているようです。
それでも、自分の腹の虫は治らない。というときは、粗相の瞬間の写真を取っておくようにしています。そしてその写真を主人に送るのです。そうすれば、次の朝に謝ってくれます。口を出すと、キレてしまいそうになるので、ここはあえて口には出さず、メールで済ますようにしています。やはり、メールと口では、その後のヒートアップ度が全然変わってくるので、そうして対応するようにしています。
さらにこの作戦のメリットは、あとで冷静になって見てみると、笑えるということです。昔の写真とかになってくると、すでにそれで笑えます。
きっと今日の粗相も、数ヶ月、数年後にはネタとして笑えるようになっている。
そう思って、付き合うようにしています。
同じ目標がある方が一緒に楽しめる
先ほど書いたように、私個人の楽しんで打ち込めることは、英語、趣味のサルサです。
あと一つ、夫婦で打ち込めることがあります。それはゴルフです。
今パープレーを本気で狙って、夫婦で部活のように(いや、仕事にいくように)練習しています。ゴルフ理論など、知識も蓄えています。
二人で何か一つ打ち込めることがあれば「あの本にかいてた〇〇って話が面白かったよ」「今こんなスイングを試してみている」「この前のスコアこんなによかった!」など話題も豊富な上に、お互いに興味のあることなので、楽しいです。
また会話のネタも、 いちいちゴルフに例えて話すなど、言葉遊びも二人で楽しめます。
といっても、まだまだ3年目
まだまだでございます。人生はこれからです。
しかしながら、人生の課題に共に取り組める相手がいるというのは、本当にありがたい事だなと、しみじみ思います。
いつまでも、この気持ちは忘れず、大切にしていきたい。
最後に、先日読んだ詩集より。
「立派すぎることは
長持ちしないことだと
気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい 」
by吉野弘 詩集
これからも末長くよろしくね^_^。