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酸性とアルカリ性の話。仕組みがわかると、汚れの落とし方の仕組みもわかる!

酸性とアルカリ性の仕組みがわかると、汚れの落とし方の仕組みがわかるなと。

小難しいけど、知ると面白い。

汚れ落としも、科学の世界だったんだなぁ〜。

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PHOTO by pixabay.com

酸とアルカリ

【酸】

塩酸、硫酸、酢酸、硝酸のように「~酸」と付き、

水素イオン(H+)を生じるものを酸性という。

食酢や果汁のように、すっぱい味のするものは酸性。

 

【アルカリ】

水酸化ナトリウム水酸化カルシウムのように、

「水酸化~」が付き、水酸化物イオン(OH−)を生じるものをアルカリ性という。

(ナトリウム(独読み)ソーダ(英読み)同じものとなる)

草木を燃やしたあとにできる灰を水に溶かした灰汁(あく)のように、苦い味のするものはアルカリ性

 

※酸・アルカリ、それぞれを混ぜると中和される。

基本的には”水に溶けた状態”でアルカリ性・酸性を判断する。

例えば

二酸化炭素(CO2)は水素(H+)がないが、水に溶かして炭酸水にしてから判断。

  CO2 + H2O   → HCO3− + H+(←H+ができるので酸性

 

アンモニア(NH3)は水酸化イオン(OH−)がないが、水に溶かしてアンモニウムイオンにしてから判断。

  NH3 + H2O   →  NH4− + OH+(←OH+ができるのでアルカリ性) 

 

 

酸・アルカリ水溶液の強さ・弱さ

 

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ph という単位で表される。

表の通り7phを中性。

それ未満を酸性・以上をアルカリ性という。

弱酸性…3以上6未満

アルカリ性… 8以上11未満

 

酸性・アルカリ性が落とす成分と、種類は?

酸性

分解する成分

・カルシウムなどのミネラル分を分解→ポットやシンクの水垢などを取る。

アルカリ性の臭いの除去→トイレなどのアンモニア臭はアルカリ性なので、酸で中和させれば消える。

種類

【酢酸 CH3COOH、C2H4O2

揮発性あるため使いやすい。

クエン酸  C(OH)(CH2COOH)2COOH】

揮発性があまり無いためスプレー後はベタつく場合も。

アルカリ

分解する成分

脂肪酸(油脂の一種)と反応して石鹸に変化し、非常に落ちやすくなる。さらに、他の汚れを落とす手助けも同時にする。

・タンパク質のアミノ酸の結合を分解し、落としやすくする→垢、飲食物のこぼしたもの、血液汚れなどを落とす。

 種類

重曹(炭酸水素ナトリウム)NaHCO3】

ナトリウム化合物中で最も弱いアルカリ。酸と反応すると炭酸ガスを発生する。この性質を利用して汚れを落とす。

その他、軟水化(炭酸塩で硬水を軟化する)発泡、中和(臭いの多くは酸性)、研磨効果、吸湿・除湿、効果があるなど、マルチな力を発揮します。 

【炭酸ソーダ(炭酸塩・炭酸ナトリウム)Na2CO3】 

家庭用アルカリ剤の中では最も強力。炭酸イオン(CO3 2-)を含む化合物の総称。

 油をある程度乳化する。タンパク質をある程度分解するなどの効果がある。原液は危険なのですぐに洗い流す事。

 【酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)2Na2CO3•3H2O2 または Na2CO3•1.5H2O2

炭酸ナトリウム(炭酸ソーダNa₂CO₃)と過酸化水素H₂O₂)が 2:3 の割合で混在してできたもの。

酸化力があるので漂白剤、除菌剤、消臭剤としてよく使われる。「白さ」を強調する合成洗剤に配合されていることもある。同じ漂白剤でも「混ぜるな危険」にはならないのは安心。