心理学者から学ぶ:ネガティブ思考な自分を克服したい!落ち込みからすぐに抜け出す・立ち直る方法。
先日読んだ、ゆうきゆうという心理学の先生の本。
ネガティヴな私に、非常に希望を与えてくれたので、
メモも含めてまとめてみたいと思います。
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すぐに自分を責めて落ち込んでしまう人は⇨「反論思考」トレーニングを!
自分に自信が持てない。心配性である。など、
どうしても物事をネガティブに考えてしまう悲観主義者。
そんな「ネガティブに考えてしまう」人へは、
心配と逆の事実をいくつか思い浮かべる「反論思考」のトレーニングが最適です。
例:病気が心配だ…
⇨でも、検診では問題なかったじゃないか!
⇨でも、野菜をよく食べてるじゃないか!
⇨でも、親戚もみんな健康に長生きしているじゃないか!
例:私はダメな人間だ…
⇨でも、毎日仕事は続けてる!
⇨でも、彼氏がいたこともある!
⇨でも、お金に困らず生活できている!
以上のように、自分の中で、「事実」を反論していくのです。
落ち込む度に「でも」をキーワードに!反論することが大切。
そもそも、心配は大半が根拠のない「思い込み」。
その根拠のない「思い込み」を、事実によって反論することで、
気持ちはずっと安らかになります。
小さな事でもいいので、反論をし続けることが大切です。
それを反復し、トレーニングすることで、自然と自分の身についてきます。
心理学者の研究実験結果から
事例その1:オーストラリアの心理学者トンプソンさん研究チーム
悲観主義者とされる32名を集める
⇨思い浮かぶネガティブな思考を反論させるトレーニングをさせた。
事例その2:日本の心理学者、河井栄治氏らチーム
小学生を対象にして「努力をしたってムダだ」という話を聞かせる。
⇨その後、この話に対して反論させる。
結果:いずれも、彼らの多くがその後3ヶ月たってもポジティブな精神状態でいられた。
反論する事実が思い浮かばなかったら…?
とにかくあきらめずに
どんな小さなことでもいいので、探し続けることです。
もし本当に一つも思い浮かばないなら、
それは極度のうつ状態と考えて、メンタルを受診するのも一つの手です。
でも、反論がまったくないなんてありえません。
誰もが一つは、「幸せな事実」を持っています。
その「幸せな事実」をもって、反論し続ければ
きっとそのネガティブな気持ちも安らぐでしょう。
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いかがでしたか?
私はこの本を読んだ時に、とても希望を与えられました。
こうした、人に起こる心理現象や状態を
気持ちに流されず、頭で理解できていれば、
いざという時に、対処できる可能性があります。
きっと家庭でも仕事でも、役にたつはず。
考えるだけでは、落ち着かない人は、
「0秒思考」を使って、反論思考トレーニングをするのもおすすめですよ。
この0秒思考も、なかなか思考整理に役立つので私はよく活用してます▼
すぐに実行できるか…は、わかりませんが、
頭で理解して、学んでいくことは大切だなと。
また、こちらのゆうきゆう診療内科さんの本も面白いのでおすすめです。
マンガなのでめちゃくちゃ読みやすいですよ。ギャグ漫画になっています。