お酒にも相性ピッタリ。常備食におすすめの酒粕床・酒粕漬を使ったおつまみレシピ。

食べ物はちょっとでも美味しくして栄養価も高くして食べたい。でも、手間をかけたくない。

なるだけ簡単に美味しく食べたい。と考えるのは私だけではないかと思います。

そんな中で、漬けとくだけで、もっと美味しくなるし、保存がきいて、さらに栄養価まで高まる漬物系発酵食は私の中でポイントが高く、いろいろと試して見てました。

ぬか漬け・塩麹づけ・味噌漬け・醤油漬け…。そしてなんやかんややった末に、結局、味・手間・汎用性、すべて加味すると常備するなら酒粕漬がマストという考えに至りました。

*さらに酒粕について調べたまとめはこちら

酒粕の効能。我が家の糖質管理ダイエットメニューに合うのかどうか調べてみた。

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ちなみに琺瑯の容器は、こちらの無印良品のこのサイズが私はオススメです。

無印良品 液体とニオイが漏れない バルブ付き密閉ホーロー保存容器

私は作り置きも、漬物も、こればっかり使ってます。(ぬか漬けすらもコレでした。)

 

保存食も兼ねて今までいろんな発酵食品漬物をやってきました。

味の深みが簡単に出て、なおかつ保存も効く。必要な時に必要な分だけ、さっと少しの調理で美味しいご飯ができちゃう発酵漬物。ただ、”手間がかかる””すぐに傷んじゃう”だと困ります。今までやってきた経験上、それぞれの漬物が私の生活に合わなかった理由は…

・ぬか漬け

 育てる楽しみがあるのが、ぬか漬け。でも毎日混ぜるのはなかなかの手間です。ちょっと旅行でしばらく不在にするだけで、すぐに酸味が強くなってしまうからです。さらに、ぬか床に旨味と深みが出てくるのにも、結構時間がかかります。肉とか魚も試しでつけたことがありますが、あんまり味が好みではなかった…。

・味噌づけ、ニンニク味噌づけ

 味噌漬やニンニク味噌漬けはしばらくは気に入ってよく作っていました。ニンニクを入れることで、痛まない!というのです。驚きです。これは、野菜・豆腐・肉・魚・チーズ、何を漬けても美味。ただ、ちょっと辛くなりすぎることがあります。そんな時は食べる前に少しの間、水に晒したりもするのですが、そうすると今度は味が薄くなりすぎたり。難しい。そうこうしてるうちに結局やらなくなってました。

・醤油漬け

 こちらも味噌漬けと結構理由は近しいです。ニンニクなど薬味を入れる楽しみはありますが、常備するには、使える範囲が限られていて、さらに辛くなっちゃう事があります。たまに、卵を漬けるだけ…とかなら使えるのですが、常備としては汎用性にかけるかなと。また、冷凍など長期保存ができないのも一つ不便なところです。

塩麹漬け

 こちらは結構重宝しました。程よい塩加減と、麹の甘味が食べ物の旨味をさらにグレードアップさせてくれます。ただ、塩麹をゲットするのがなかなか至難の技。すでに完成している塩麹は少しの量で、意外と高いです。私は塩麹はお手製なのですが、出来上がるまで、一週間ほど寝かさなければなりません。すぐに食材がつけられないのが難点。美味しいので重宝しますが、一週間待つのはちょっと大変だなぁ…。

 

味よし・保存よし・汎用性よし、の酒粕漬けに出会う。酒粕のメリット!

そんなこんなでいろいろ試した中でやっぱり酒粕が素晴らしく便利でした。

・自分好みの味に仕立て上げることができる

酒粕自体にはあまり味がないので、味噌や醤油や塩や砂糖などで味付けが必要です。その分、自分に合う味の濃さに仕立てあげることができるのです。味見した時にちょっと濃いめに。そして、甘めが好きな私は砂糖は多めの味付けにします。大好きな西京漬なんかも、好きな味にできます。

酒粕床自体の長期の保存がきく

酒粕の保存の仕方は、冷凍保存です。これで半年や、状態によっては一年もの長期間保存が可能。長期旅行はもちろん、何かを漬けたまま、冷凍保存して出かけることもしばしば。帰ってきたら、また冷蔵の方に戻せば以前のように使うことが出来ます。漬床自体の保存がきくか否かは、なかなかポイントの高い部分です。

・漬けられる食材の種類が多い

肉・魚・野菜・チーズ・豆腐・卵…。ありとあらゆる食材を漬けては味を深める事ができます。ちょっとしたメイン料理なら、肉・魚をつけて西京漬のようにも使えますし、野菜・チーズ・豆腐・卵などはおつまみにピッタリです。

じっくり漬けておいて、もう一品欲しい時にさっと切って並べれば簡単におつまみに出来上がります。もちろん、酒粕自体が食べられるので、無理して酒粕部分をぬぐい落とす必要はありません。

酒粕漬床をそのまま調味料としてだってつかえる

炒め物・和え物・酒かす汁に至るまで、この酒粕床をそのまま調味料として使っちゃいます。炒めた野菜に、醤油を入れずに酒粕床を一さじすくって一緒に混ぜたり、野菜の和え物を作る時に、そのまま酒粕床で和えちゃったり、味噌汁の味噌代わりに酒粕床を溶いて、酒粕汁にしちゃったり。この汎用性たるや。一度知ったらやめられません。

 

美味しい酒粕ってどこで買うのか?おすすめの時期は?

私の一番のおすすめはズバリ。好きな酒屋の酒蔵で買うことです。自分の好きな味のお酒を作っているところなので(思い込みかもしれませんが)酒粕も美味しく感じます。

そして何より酒蔵の酒粕は香りがいいです。今では年中酒粕は手に入りますが、基本的に酒粕が出回る時期は新酒のできる時期なので、蔵や仕込む酒の種類にもよりますが11月頃〜2月頃に買いに行けば、より新鮮な酒粕をゲットできるようです。色んな酒蔵の色んな酒粕を試すのはとても楽しいですよ。 もちろん、わざわざ酒蔵へ出向かなくとも、近頃はネットでも美味しい酒粕が購入できます。私も利用している酒粕はこちら。

【寺田本家】発芽玄米酒粕 にぎり酒 300g
 

 

 

 
新潟の蔵の酒粕八海山の酒粕4Kg練り粕

 

 

自分好みの味に:酒粕床を作ってみる

・材料

酒粕…おいしい酒粕が出回っている時期は限られるので、いい酒粕を見つけたらとりあえず買いましょう。酒粕は冷凍庫で半年や一年も保存が可能なので、すぐに使い切らなくても大丈夫です♪

味噌

みりん

砂糖(あれば麹とかでもOK)

 

・作り方

酒粕をボールに入れて柔らかくなるまでほぐす。

味噌・砂糖・酒・みりんなど入れる。

混ぜながらほぐしていく。

 

分量は特にありません。適当です。

味見して、自分がおいしいと思うまで、足りないものを足します。

(味はちょっと濃いめの方が、漬けたものが傷みにくいです。)

 

私は甘めが好きなので、みりんとお酒を多めに。砂糖や麹も少々加えます。

塩気が足りなかったら味噌も足します。

塩気はたまに、この↓アンチョビの残りナンプラーを使うことも。

今日のおつまみ。手作りアンチョビ。意外と簡単に作れるし副産物がまたうまい。

 

酒粕床の作り方を調べてみたら、いろんな分量がかかれていますが、

いろいろなレシピで試してみたのですが、結局自分の味覚に合うのは、自分の味見で良いと思ったものなのです。

 

酒粕床を使った色んなおつまみレシピ

レシピってほど大したこと書いてないですが(ごめんなさい。)

とにかく酒粕床を使えば、手間がかかってなくても、かなり美味になるのが魅力です。

今日のおつまみシリーズから酒粕床を使った記事だけをまとめます。どんどん追記する予定です。

 

酒粕の野菜いため

酒床の素味付けに野菜で炒めただけの料理です。味がしっかりついた酒粕床なので、とても奥深い味付けになります。美容にもいいし、おいしさ倍増、しかもお手軽なら、とにかく最高なんではないでしょうか。

 

foodandsakejapan.hatenablog.com

・セロリの酒粕和え

こちらは和え物です。私は和え物大好きです。いろんな和え物しますが、こちらも酒粕床があれば、何も考えずに和えるだけでできます。このお手軽感が、何ともたまりません。また、酒粕がセロリに合うんですよね不思議と。ちょっとチーズにも似た味わいだからセロリと合うのかな?

yoriblog.hatenablog.com

 

・豚バラ酒粕漬け

この日は定食のメインに豚バラの酒粕漬けを投入。味付けは酒粕のみ。程よい甘みがおいしい。

yoriblog.hatenablog.com

 

・豆腐の酒粕漬け

やっぱり王道でおいしいのは漬物であるのは間違いないです。豆腐を漬ければまるでチーズ。これは楽しいです。

foodandsakejapan.hatenablog.com