悩みどころと逃げどころ ちきりん×梅原大吾対談 読了

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おなじみちきりん本です。

 

いわゆる学歴エリートのちきりんと

学歴は全くないが、世界で神と呼ばれるプロゲーマーウメハラさんが

教育・学歴について対談している本。

面白かった!

 

※ ※ ※

学歴エリート・大手企業を経験しつつ

興味範囲が広く、飽き性で、やりたいことをその時々で色々やってきたちきりん。

 

学校ではずっと寝てて、学歴もない

ただ決めたことをとことんまで深堀して追求して追い込むウメハラさん。

 

一見180°違う二人が、それでも共通に感じる

「教育論」「人生論」が非常に興味深かった。

 

私自身は、別にエリートではないし、かといって全く学歴がないわけではない、

なんでもない、めっちゃ中間。普通の人です。

日頃、ちきりんの話を面白く読んでいても、

じゃあ、そうじゃない180°逆を生きている人はどう考えているのか、

その人の気持ちを知る機会はなかなかなかったわけです。

 

でもこの本を読んで、両者ともが考えることっていうのは

人生における最も本質的な「教育論」「人生論」に近いのではないかな…。と思うわけです。

 

また、ちきりんでもそう思うんだ。ウメハラさんでもそう思うんだ。ってことも出てきて

で、結局、帯にもあるように、人生に正解はない!って話になるんですが。笑

 

※ ※ ※

わたしが個人的に参考になったのは

14歳くらいから、将来何になりたいか

考えた上で科目も選択式にする。

 

途中で違うと思ったら選択式しなおす。

 

実際の就活の時期などで将来を選択する訓練をしだす。

 

という考え方。

あと、みんな誰かの定めた学校的価値観に縛られている。 という発見。

 

※ ※ ※

 

タイトルだけでも面白い!幾つかタイトルピックアップ。

ち「学校って行く意味ある?」

ウ「大アリですよ!」

 

ち「なにより結果が大事!」

ウ「ん?結果よりプロセスですよ。」

 

ち「やりたいことがあるのは幸せ」

ウ「いや、それが結構つらいんです」

 

ち「つらい時は逃げたらいいんです」

ウ「えっ、逃げたらダメでしょ?!」

 

ち「お金じゃないのよ」

ウ「それ、クチで言うのは簡単です」

 

※ ※ 

あと、こちらの本を踏まえての

ちきりんのこのブログ、面白かったのでご紹介。

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/touch/20160625

 

 

これは面白くてオススメですよー

 

悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

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