基本的な体と食べ物の関係について。人体は何でできているのか。
私たちはどうやって生きているのか。
人間は外界から食品や酸素など様々な物質を摂取し
それらを代謝することで生きています。
具体的にはどういうことか、調べてみたまとめです。
代謝には分解と合成がある
分解…摂取した複雑な物質を単純物質に分解する体内での化学反応。
この反応によりエネルギーが生じ、エネルギーが人体の様々な活動に使われる
合成…摂取した栄養素を、人体を構成する特定の成分に作り変える作用。
この過程で作られた成分によって、筋肉・骨・内臓など人体が作られる。
三大栄養素・五大栄養素
・三大栄養素(体のエネルギーになる・体を作るなどの役割がある)
糖質は穀類に多く、食物繊維は野菜や海藻、きのこなどに多い。
②脂質…脂肪、コレステロールなどの総称
③タンパク質…アミノ酸という物質が複数繋がってできている物質の総称
魚介、肉、卵、大豆などに多く含まれている。
人間の筋肉、臓器などを作る主な材料。
・五大栄養素(三大栄養素に以下2つを加えたもの。体の調子を整える役割がある)
④ビタミン…A、B1、B2、Cなど、13種類ある
⑤ミネラル…カルシウム、ナトリウム、鉄、亜鉛などの総称
人体を作っている元素・食品に含まれる元素
この世のあらゆる物質は、約100種類の元素から出来ています。
人体の元素…酸素(O) 65%
炭素(C) 18.5%
水素(H) 9.5%
窒素(N) 3%
カルシウム(Ca) 1.5%
残り、その他。
食品に含まれる元素…酸素、炭素、水素、窒素などが多くの部分を占め、
栄養素である三大栄養素・ビタミンは
酸素、炭素、水素、窒素などが色んな形でくっつき合って
出来ているイメージ。
1日に必要なカロリー摂取量
そもそも、カロリーとは、1気圧の元で水1gの温度を1℃上げるのに必要なエネルギー量(熱量)の事です。
その計算は以下2段階で計算可能です。
①標準体重を計算する
標準体重=身長(m)× 身長(m)×22(指数)
例)身長160㎝として…1.6(m) × 1.6(m) × 22(指数) = 56.32kg
②標準体重をもとに、適切なカロリー摂取量を計算。
適切なカロリー摂取量=標準体重(kg)×基礎代謝基準値(図1)×身体活動レベル(図2)
例)標準体重56.32kgで、30歳女性。身体活動レベルが普通であれば…
56.32(kg)×21.7(図1)×1.75(図2)=2138キロカロリーが適切カロリー摂取量です。